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囚われびとはだれか~映画「プリズナーズ」 [映画時評]

囚われびとはだれか~映画「プリズナーズ」

 プリズナーは「囚われびと」。これが複数になっているのが、ミソのような。米国のある田舎町。感謝祭の日に少女2人が行方不明になる。ある男が第一の容疑者として逮捕されるが、証拠がないまま釈放される。少女の父(ヒュー・ジャックマン)はしかし、男が何かを知っていると思い、男を監禁する…。

 この後、第2、第3の「容疑者」が現れ監禁し、監禁される形でストーリーは進行する。

 自分の身と家族は自分で守れ、式のアメリカ思想には違和感も残るが、サスペンスとしてはそこそこ面白い。警官(ジェイク・ギレンホール)のやや癖のある熱血漢ぶりも重なって、底なし沼のようなアメリカ社会の描き方を見ると、「囚われびと」とはアメリカ社会のことか、と思わせる。そこまで意図された作品だとすれば一級品だが。

 監督ドゥニ・ヴィルヌーブは「灼熱の魂」(2010年)が素晴らしかっただけに、今一つ物足りないが、骨太の構成はさすが。

 プリズナーズ.jpg

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